第16章:検証中の週次レビューと重み更新の手順

 

1年間の検証では、週次レビューと重み更新のルールを明確にしておくことが重要です。
これにより、感情介入を排除し、客観的にモデルの強さを評価できます。


■ ① 週次レビューの目的

  • 交点別のトレード成績確認

  • 環境判定の妥当性確認

  • DDやR値のチェック

  • 感情ログの整理

※レビューは「確認」のみで、条件やルールの変更は禁止。


■ ② 週次レビューの手順

  1. 週末時点で環境判定

    • 金利・株価・ボラティリティのデータを確認

    • 週次環境レジームを確定

  2. 交点別R値集計

    • 手法ごと、交点ごとにR値を集計

    • 期待値の傾向を把握

  3. DDチェック

    • 全体DDが想定内か

    • 単交点で過剰損失が発生していないか確認

  4. 感情ログ整理

    • 不安や迷いの記録

    • エントリー・決済の裁量介入がなかったか確認


■ ③ 重み更新の条件

  • 同一「環境×手法」で20回のトレードが到達した場合のみ

  • 重み更新は翌週から適用

  • 更新幅は事前に定義済み(例:±1段階)

※途中での臨時更新は一切禁止


■ ④ 更新手順

  1. 20回到達を確認

  2. R値集計から期待値を算出

  3. 高期待値手法の重みを増加

  4. 低期待値手法の重みを減少

  5. 新しい重みを翌週適用

  6. 変更履歴をログに記録


■ ⑤ 注意事項

  • 更新対象は「手法×交点」のみ

  • 環境判定や損切り幅など基本設計は変更不可

  • 感情に基づく判断での更新は絶対禁止


■ ⑥ 週次レビューの意義

  • モデルの客観的性能を評価

  • 感情による介入を排除

  • 1年間を通した統計的有効性の確認

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