第17章:月次・四半期レビューと長期トレンド分析

 1年間の検証では、週次レビューだけでなく、月次・四半期単位での分析も重要です。

これにより、短期ノイズでは見えない長期傾向を把握できます。


■ ① 月次レビューの目的

  • 月間R値の総合評価

  • 手法別、交点別の勝率と期待値確認

  • DDや連敗傾向の確認

  • 感情ログの振り返り

週次レビューと同様、条件変更は行わない


■ ② 月次レビューの手順

  1. 月末時点での環境判定

    • 金利・株価・ボラティリティを確認

    • 環境ごとのパフォーマンスを把握

  2. R値集計

    • 全トレードのR値を集計

    • 月間期待値と分散を算出

  3. DDと連敗分析

    • 想定DDの範囲内か

    • 連敗が発生した場合、環境との相関を確認

  4. 感情ログ整理

    • 初週との比較で感情のブレを分析


■ ③ 四半期レビューの目的

  • 長期トレンドの把握

  • 環境変化に対する手法の耐久性確認

  • マトリックス全体の整合性確認


■ ④ 四半期レビューの手順

  1. 3か月分のR値を集計

    • 手法別、交点別に整理

    • 環境別の傾向を確認

  2. DDの累積確認

    • 全体DDの推移を記録

    • 重要な逆行局面を特定

  3. マトリックス整合性の確認

    • 手法配分が偏っていないか

    • 高期待値手法が適切に機能しているか


■ ⑤ 長期トレンド分析

  • 期待値の収束傾向を確認

  • 環境変化に対するモデルの安定性を評価

  • 感情ログとの相関を分析

ここで見えるのは、1年後に最終判断するための「基礎データ」


■ ⑥ 月次・四半期レビューの意義

  • 短期のノイズに惑わされず、モデル本質を評価

  • ルール順守の重要性を再認識

  • 次年度の構造変更の材料を蓄積

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