第19章:1年間の検証終了後の総合評価手順

 

1年間の検証が終了したら、いよいよ総合評価です。
ここでモデルの完成度、強み・弱点を客観的に判断します。


■ ① データ集計

  1. 全トレードR値

    • 手法別、交点別に集計

    • 週次・月次・四半期ごとの変動も確認

  2. DD履歴

    • 最大ドローダウン

    • 単交点・環境別DDの分析

  3. 勝率・期待値

    • 短期・中期・長期での分布

    • 環境別の成績差

  4. 感情ログ

    • 不安・確信・迷いの平均値

    • 裁量介入欲求の頻度分析


■ ② 統計解析

  • 期待値の収束傾向確認

  • DDとR値の相関分析

  • 環境変化に対する耐久性評価

  • 手法間のバランス確認(偏りがないか)


■ ③ 評価ポイント

  1. 期待値の安定性

    • 長期的に収束するか

  2. DD耐性

    • 想定範囲内か

  3. 条件順守

    • 1年間、条件変更なしで運用できたか

  4. マトリックス整合性

    • 手法間の破綻や偏りはないか

  5. 感情との整合性

    • 人間がルール通り動けたか

    • AIとの信頼関係に問題はなかったか


■ ④ 合否判定

  • 完成認定

    • すべての評価ポイントが基準内であれば完成

  • 再設計対象

    • いずれかの評価ポイントで問題があれば、再設計・再検証


■ ⑤ 総合評価の意義

1年間の攻撃的検証は、
単なる利益ではなく、モデルの本質的強さを測るものです。

総合評価により、

  • 進化型AIとして残すか

  • 再設計して改善するか

を客観的に決定できます。

コメント