トラリピ「AUD/NZD」の魅力!FXで迷っている人向け解説!
FXで安定的に利益が上がらなかった私が最後にたどり着いたのが、豪ドル/NZドル(AUD/NZD)を使ったトラリピです。これで年利30%程度の利益が出ています。
チャートのテクニカル分析をもとにした取引(トレード)で利益が出ないで迷っている投資家は多いと思います。
ここでは、初心者を含めて、だれでも再現性があり合理的で具体的な取引手法をポイントを絞って紹介します。
本手法(2025年)は、2024年版を政策金利の変化に対応するために見直したものです。
豪ドル/NZドル(AUD/NZD)の特徴
市場環境が変化する中でも豪ドル/NZドル(AUD/NZD)は数か月の周期で上げ下げを繰り返す通貨ペアーです。高いところで売って安いところで買えば、利益が出ます。
引用:マネースクエア
FXはゼロサムゲームです。
チャートのテクニカル分析をもとに取引をしても利益が出ない人は多いです。それは、実戦での明らかな優位性が無いからです。
テクニカル分析をもとにした裁量取引(自分の判断での売買)では、いくら経験を積んでも利益を上げられず、資金と時間を無駄にするだけです。
FX取引の中で、豪ドル/NZドル(AUD/NZD)がレンジの中で動く特徴があります。この特徴を生かした手法を行うことが合理的です。
この手法の正しさは結果が示しています。
裁量取引と自動取引
■裁量取引(トレード)は自分の判断して売買する取引です。
・変化し続ける相場状況に対して柔軟な対応ができるというメリットがあります。
・判断の際に投資家の感情が入りやすいことがデメリットです。
■自動取引は、設定条件に従って自動的に取引するので感情に左右されず安定的に取引することが可能です。
ただ、裁量取引のように相場状況の変化に追随できない可能性があります。このデメリットの対応として、一定レンジの中で値動きするAUD/NZDを利用すれば効果があります。
トラリピ(リピート系自動取引)は、自動的に注文と決済(利益の確定)を行うもので、通貨の値動きに従って自動的に売り買い注文と利益の決済(イフダン注文)を繰り返し行ってくれます。投資家は、日に1、2度チャートをチェックするだけ。忙しい方にもおすすめです。

AUD/NZDのトラリピ運用

含み損は利益を得るための先行投資であり気にする必要はないと言う利用者もいますが、 それは間違いです。含み損に耐えられずトラリピを辞める人は少なくないです。

トラリピは、自動取引だから一度設定すれば後は何もしないで利益が上がるという説明がありますが、環境の変化に伴い含み損が増大することがあります。したがって、設定を常設することは問題があります。
■AUD/NZD一択
また、トラリピでAUD/NZD以外の通貨を扱うことは、リスク分散ではなくリスク拡散の面があります。

【政策金利差】
豪とNZの政策金利差から下記に設定の目安を示します。
【設定内容】
上記の範囲内で、最大0.01800以内で、間隔0.00020、利幅0.01800でレンジ設定します。ロット数は元金1000万で1.0ロット。
利幅が小さい設定では、含み損のリスクのわりに利益が少なく、効率的とは言えません。出来るだけ利幅を大きく取れば利益を伸ばすことが可能となります。
トラリピの問題点として、スプレッド(手数料)が大きいため、その分取引ごとに利益が削られる欠点があります。細かく多くの取引をして利益を積み上げるのではなく、一度に大きな利益を上げる方が効率的です。 トラリピなどリピート系自動売買には、含み損が増える欠点もあります。設定を常設せず、値動きの転換点(政策金利などの経済指標発表日)で設定を行うことで、含み損の増加を抑える効果が期待できます。
値動きの転換点となる経済指標の中で、特に重要なのは政策金利、CPI、GDPの発表です。指標発表日に合わせてトラリピの設定を行い、それ以外の日は様子見(非設定)で様子見で良いでしょう。
決済は、利幅設定しているので自動決済されるまで待ちますが、自動決済される前に経済指標の発表がある場合は、含み損がないなら発表前に手動決済し設定も解除します。